これまでは「具体的な問題と解決策」を見てきました。第1弾:企業の生産性を落とす諸悪の根源は無駄なExcel業務|中小企業が脱Excelすべき理由第2弾:Excel脱却の方法|クラウドサービスと自社システム開発の選び方・注意点第3弾:クラウドシフトとは?プロトタイプ開発費無料・Airtableベースの中小企業向け業務システム開発本記事では、 経営層・DX推進責任者向けに、もう一段階高い視点から 「DX化の本質」をお伝えします。業務生産性を落とす本当の根源は「マスタデータの分断」企業の生産性を落とす諸悪の根源は無駄なExcel業務にあると述べましたが、より本質的なことを言うと、マスタデータが複数存在することが企業の生産性を落とす諸悪の根源と言えます。例えば、従業員マスタ。人事システムや労務システムだけでなく、商談管理システムや販売管理システムなどほぼすべてのシステムで必要となるマスタデータです。従業員の入社があると、まずは人事システムに入力するかと思いますが、そこの従業員マスタに入力するだけでなく、従業員マスタがあるシステムや台帳すべてに同じ情報を入力する必要があります。二重入力どころではなく、システムや台帳の数だけ同じ情報を入力せねばなりません。これが従業員マスタだけでなく、顧客マスタや商品マスタ、取引先マスタなど、あらゆるマスタデータで、多重入力という膨大な作業が発生しているのです。このマスタデータが分断(非同期化)されていることによって、どのマスタが最新なのか、正しいのかが分からなくなり、それを確認するための作業によって、業務が止まってしまいます。そして、マスタに不備があれば、その都度メンテナンスする必要があり、無駄な作業が発生してしまいます。この莫大なマスタデータのメンテナンスコストが企業の生産性を落とす大きな要因といえます。マスタデータ統合がもたらす効果逆にいうと、マスタデータの入力回数を極限まで最小化(同期化)させることができれば、理想的には一度入力すれば、すべてのシステムにその情報が反映され、そのことによってどれが最新のマスタか判断する必要もなくなり、業務が止まることなく、業務フローがスムーズに流れるので、業務生産性を極限まで高めることが可能です。問題はそれをどのように実現するのか?です。ERPアプローチ:思想は正しいが実装に難あり思想的にはERPがまさにデータベースの統一化されたシステムですが、パッケージ化されたERPソフトでは個社ごとの特殊性に全く対応できませんし、かといってSaaSの組み合わせで最適な業務フローを組み立てるのが今のトレンドではありますが、自社に最適なSaaSを組み合わせて全体最適な業務フローを構築することは非常に困難です。SaaSアプローチ:バックオフィスは強いが業務は弱いまたSaaSはバックオフィスやSFA・CRMなどどこの会社でも発生するような領域に集中しており、自社のど真ん中の業務を管理するための業務システムはありません。なので、SaaSなどITを使いこなしているベンチャー企業でも、業務のど真ん中の部分はExcelやGoogleスプレッドシートでゴリゴリに構築しているというところがほとんどです。業務システムは業界や会社によって、必要な機能や要件が全く違うので、SaaSのようなパッケージソフトが出てきづらいですし、仮にあったとしても、自社業務のかゆいところに手が届かず、我慢しながら使っているという状態になります。ノーコード開発:自社専用の最適解そのため、これらを解決する方法として、ノーコード開発ツールを使って、自社専用のシステムを構築する必要があります。しかし、肝心のノーコード開発システムを使うにもそれ専用のスキルが必要です。今はAIがあるとはいえ、複数のサードパーティアプリを適切に組み合わせて、さらにそれらを連携して構築するのはかなりのハードルがあります。クラウドシフトでは、プロトタイプ開発費用を無料で構築し、月額料金にノーコード開発ツールの利用料から、保守運用費用、軽微な修正まで含めて提供しております。自社システムを構築したいという中小企業の方はぜひとも無料相談、またはお問い合わせいただけますと幸いです。